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(3)教籍簿
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- もちろん教会は、あなたが神様を知り、愛し、仕えるためにお手伝いします。教会の会員になる時、洗礼をしますが、この時に教名を付けます。その話をしましょう。
- 問 :あなたの数名は何といいますか。
- 答 :ーーーといいます。
- (英国祈祷書のカテキズムより一文語の公会問答も同じ)
- 洗礼を受けるために、あなたがお母さんに抱かれて教会に入って来た時、あなたは真っ赤なホッペをして、まるまる太った赤ちゃんでした。その時、あなたの名前は、例えば、鈴木太郎とか、佐藤花子とか呼ばれていたでしょう。ところが、洗礼を受けると、パウロ鈴木太郎とか、マリア佐藤花子とか呼ばれるようになります。名前の最初に、教名(洗礼名、クリスチャンネームとも言います)が付くのです。
- その名前を司祭は教会の教籍簿に書き込みます。その名前は、同時に天国のもっと大きな『命の本』にも書き込まれます(ルカ10章20節)。この本は、天国にあるあなたの身分証明書みたいなものです。司祭の中には教籍簿を書く時、手がふるえて、時々間違えてしまう人がいますが、天国の本の方は、きちんと書かれていますよ。
- 『さあ、あなたは誰ですか?』
- 『私は、洗礼を受けたクリスチャンです。』
- (H.A.ウィルソン著「チョークと子供たち」より)
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