(9)三つの約束

問 :そのとき、教父母はあなたのために何をしましたか。
答 :わたくしにかわって、三つのことを約束しました。      (同)

神様があなたに要求している三つのものを、教父母はあなたに代わって厳粛に誓約したのです。時々人々は、何もわからない時にした約束なんて正当ではない、と言います。しかし考えてみてください・私があなたに洗礼を授けた時、あなたのお母さんに『子供が大きくなった時、その子が使えるように、子供の名前で預金しておく』という条件つきで、私が百万円プレゼントしたとして、彼女がその約束どおり預金していたら、それを正当ではない、とあなたは思いますか?

三つの誓約とは、『捨てること(Renounce)』『信じること(Be1ieve)』『従い守ること(Obey)』です。教父母は、あなたのために誓約しました。しかし、堅信式では、自分自身で誓約するのです(5)。いつかその日が来るまで、教父母がかわって『あなたの名前で』誓っているのです。(それは、ちょうど百万円をあなたの名前で預金しているようなものです。)あなたは、自由意志でこの誓約を守ることも守らないこともできます。しかし守らなければ、あなたがたとえキリストのメンバーであり神様の子供であっても、天国の相続をすることはできません。あなたはヤコブの夢(創世記28章10〜12節)や身分証明書(3)のことを覚えていますか?

サラの『天国に辿り着くために地上に置かれたはしご』には三つの階段があります。それは『捨てること(Renounce)』『信じること(Be1ieve)』『従い守ること(0bey)』です。

あなたのはしごも、私のはしごも同じです。

(H.A.ウィルソン著「チョークと子供たち」より)

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