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(12)自分自身
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- 答 :第一は、悪魔とそのわざ、この世の虚栄・貪欲・肉の悪欲を捨てること。 (同)
- あなたの二つの敵はあなたの外側にいます。第三は内側です。あなたが鏡を見ると、あなた自身の顔があります。よく見てください。実は、あなたの第三の敵は、あなた自身なのです。
- 肉体は、眠くなったり、食べたくなったり、愛したくなったり、飲みたくなったり、おしっこしたくなったりするでしょう。もちろんこれらは、悪いことではありません。私たちの主も地上で生活された時は、疲れたり、お腹が空いたり、のどが乾いたりなさいました。主は子どもたちやお母さんや兄弟を愛されました。
- しかし、私たちが覚えておかなければならないのは、肉体は、馬や火のように、良いしもべであって、悪い主人になってはいけない、ということです。もし、それらをほったらかしにしたら、手におえなくなります。空腹は貪欲になります。睡眠は怠惰になります。のどの渇きは酔いになります。愛はみだらになります。
- 私たちは、クリスチャンですから、肉体には、おこなったり、言ったり、考えたりしてはいけないことがあるということを決して忘れてはいけません。私たちは自分の肉体に向かって「それはいけない」とすぐに言えるように、そして、自分で制御できるようにならなけれぱなりません。良い思いが悪い思いに変わっていくように見える時、拒否することを学ぶ必要があります。
- まとめると、私たちは外側では、悪魔とこの世の奴隷にはならない、そして内側では、肉体の奴隷にはならないという約束をしたということです。そして、おそらく私たちの一番強い敵は第三番めです。
- (H.A.ウィルソン著「チョークと子供たち」より)
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