(104)特別な意味

ですから、この祈りは、主こ自身が私たちに与えてくださった、型の定まったものです。これを基にして、すべての良い祈りができあがりました。これはあなたが子供の時に学んだ最初のもののひとつです。すべてのクリスチャンは、心の内でよく覚えています。あなたはそれをしぱしぱ唱えます。習慣になって、年齢を通して共通に、特別の目的のために時折祈られます。

たとえば、あなたがベッドに横になって眠ろうとする時、あなたは飛行機のエンジンのブーンという音を聞き、冷たい夜空を高く飛行機が飛んでゆくのがわかります。そして容易にあなたは主の祈りを唱えます。特に英国空軍のために、おそらくこのように、

父よ:他のすべての人の父であるように、すべての航空隊員の父よ
天にいます:星に近いところで、彼らはあなたのことを考えているんじゃないでしょうか
み名が聖とされますように:彼らが常に言葉と思いと行いによってあなたに栄光を帰しますように
み国が来ますように:このような勇敢なクリスャンになれますように、すべて彼らの友人も良いクリスチャンになれますように
みこころが天に行なわれるとおり地にも行われますように:彼らがあなたのように地上でも空でも、誇り高い真実で誠実な紳士になれますように
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください:霊魂と肉体に必要なものをすべて、特に聖餐を彼らに与えてください
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。:彼らはあなたが赦したように、自分の受けた罪を赦していますから、彼らがあなたに対し、また他の仲間に対し、したかもしれない間違いを赦してください
わたしたちを誘惑におちいらせず、:夜とすべての時の危険から守ってください
悪からお救いください:彼らに休息と幸せを与えてください
アーメン:これが私の真実の真剣な祈りです。なぜなら、私は英国空軍をすばらしいと思うからです。もうながく起きていられません。…(いびき)

(これはウィルソン神父の本をそのまま使っているので英国空軍が出てしまいました。)

（Ｈ．Ａ．ウィルソン著「チョークと子供たち」より）