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- ウィルソン神父の教会で洗礼、堅信を受け、そしてカテキズムの勉強をし、最初の個人懺悔をし、聖餐を受け、聖歌隊で歌い、祭壇奉仕をし、結婚した、まったくの聖オーガスチン教会出身者が、久しぶりに神父さんと出会いました。この人は結婚後にロンドンの郊外に移って住んでいるのです。彼は近況をいろいろ語り、ガス製造工場や香水工場の匂いのない現在の家の環境がどんなに良くて愉快か、語り続けました。神父は「それはいい。私はうれしいよ。教会もそうかい?」と尋ねました。すると彼は、「ひどいよ、それを聞かないで!教会は遠すぎるんだもん。」と答えました。
- あなたの結婚の予告をして、私があなたの結婚を行う時がきたなら、もっと別のことを言います。今、私が付け加えることは、この実際的な忠告です。あなたたちが住む所を決める時、(私はあなたがこの町に住みついてくれることは期待していません。新しい家庭は、旧い所からあまり近すぎない方が賢明だと思います。)あなたがクリスチャンであることを覚えておいてほしいのです。あなたの夢見ていた小さな家を見つけてください。そこで、あなたたちはそれまでの生活よりも大きな幸せを知るはずです。しかし、教会についても調査をしてください。家についての契約をする前に、教会も見に行ってください。家についてあなたが慎重であるのと同様に、教会も近くにあるか探してください。
- あなたの結婚は、神様によって祝福されるのです。なぜなら神様はナザレのイエス、マリア、ヨセフの聖家族のような家族を造りたがっておられるのです。そして、もしあなたが火をもっていないなら、暖かさを保つことはむずかしいのです。(私が何を言おうとしているかわかりますか。)
- (H.A.ウィルソン著「チョークと子供たち」より)
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