(154)神の小羊

問　:なぜ、その晩餐のサクラメントは定められましたか。

答　:キリストの犠牲の死とそれによって私たちが受ける恵みを常に記念するためです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(同)

あなたは、この二つの絵が何かわかりますか。

ユダヤ人が神様によってエジプトから導き出される時、神様は過越祭を制定されました。ユダヤ人が安全と自由へと過ぎ越した時のことを毎年継続して記念するように神様が命じられたのです(出エジプト13章1〜10節)。夜、ユダヤ人の家庭では子羊の犠牲が献げられました。それは“傷のない”完全なものでした(レビ記〜22章20節)。献げられた物の中で、骨は一本も折られませんでした。その血　―それは命を表す―　が犠牲の中で献げられました。それは、家族のあがないのためでした。あがないは、ただ死を通して得られるのです(ヘブライ9章22節)。

私たちの主は、唯一の完全なあがないのため〔一つにするため(30)〕に、来られたのです。『見よ、神の小羊だ』と、バプテスマの聖ヨハネは言いました(ヨハネ1章36節)。主にはどんな小さな罪の痕跡もなく、骨を折られることもありませんでした。十字架の上で主の骨は砕かれませんでした(ヨハネ19章32〜33節)。主の血は流されました(ヨハネ19章34節)。主は死なれました(ヨハネ19章30節)。『唯一の完全で十分な犠牲』―　世のすべての罪のための犠牲が献げられました。私たちの主は、献げる主人であり、献げられた犠牲でもありました。主はご自身を献げられたのです。

天国では、今も主は同じように犠牲を献げる司祭であり、いけにえの神の小羊です。ですから主は聖餐の内におられます(ヘブライ10章19〜22節)。すべての聖餐式で、本当の司祭はキリストです。キリストは、地上での司祭○○師を通して、このサクラメントを行っておられるのです。

聖餐式で、私たちは、天国で主が行われているように(黙示録5章12節)、『世の罪を除く神の小羊よ』と歌い、主を献げるのです。

ユダヤ人が神様によってエジプトから導き出される時、神様は過越祭を制定されました。ユダヤ人が安全と自由へと過ぎ越した時のことを毎年継続して記念するように神様が命じられたのです(出エジプト13章1〜10節)。夜、ユダヤ人の家庭では子羊の犠牲が献げられました。それは“傷のない”完全なものでした(レビ記〜22章20節)。献げられた物の中で、骨は一本も折られませんでした。その血　―それは命を表す―　が犠牲の中で献げられました。それは、家族のあがないのためでした。あがないは、ただ死を通して得られるのです(ヘブライ9章22節)。

私たちの主は、唯一の完全なあがないのため〔一つにするため(30)〕に、来られたのです。『見よ、神の小羊だ』と、バプテスマの聖ヨハネは言いました(ヨハネ1章36節)。主にはどんな小さな罪の痕跡もなく、骨を折られることもありませんでした。十字架の上で主の骨は砕かれませんでした(ヨハネ19章32〜33節)。主の血は流されました(ヨハネ19章34節)。主は死なれました(ヨハネ19章30節)。『唯一の完全で十分な犠牲』―　世のすべての罪のための犠牲が献げられました。私たちの主は、献げる主人であり、献げられた犠牲でもありました。主はご自身を献げられたのです。

天国では、今も主は同じように犠牲を献げる司祭であり、いけにえの神の小羊です。ですから主は聖餐の内におられます(ヘブライ10章19〜22節)。すべての聖餐式で、本当の司祭はキリストです。キリストは、地上での司祭○○師を通して、このサクラメントを行っておられるのです。

聖餐式で、私たちは、天国で主が行われているように(黙示録5章12節)、『世の罪を除く神の小羊よ』と歌い、主を献げるのです。

（Ｈ．Ａ．ウィルソン著「チョークと子供たち」より）